中野駅のホーム配置
高円寺から三鷹の間に住んでいるものにとって、中野駅のホーム構成は、ほとんどJRの利用者に対する嫌がらせにしか思えないほど不便にできている。別に、阿佐ヶ谷や高円寺から乗ってくる人だけではない。中野から乗る人だって、どこへ行く電車に乗ろうと思っても、必ず二つ以上のホームの可能性があるのだ。
新宿方面: 2番線、5番線、8番線(すべて別のホーム)
三鷹方面: 1番線、3番線、6番線(すべて別のホーム)
東西線: 3番線、4番線、5番線 <--高円寺 8番線 ================= 中央線快速上り --> 新宿
ホーム
7番線 ================= 中央線快速上り
6番線 ================= 中央線快速下り
ホーム
5番線 ================= 総武線・東西線上り
4番線 ================= 東西線(始発)上り -> 落合
ホーム
3番線 ================= 東西線上り・下り
2番線 ================= 総武線(始発)上り
ホーム
1番線 ================= 総武線下り
さらに、ダイヤが不便さに輪をかけている。たとえば、中央線緩行に乗りたいときに、阿佐ヶ谷で東西線への乗り入れ電車が来たとしよう。この電車は中野では5番線にはいる。2番線には、中野始発の総武線(中央線緩行)電車がまっているが、ちょうど、乗り換えに間に合わないようなタイミングで、発車してしまう。
一方、乗ってきた電車は、運転士の乗り換えなどあって、1,2分はゆっくり中野駅に停車してから動き出す。この事情は、東西線に乗りたいときに総武線の電車が阿佐ヶ谷できた場合もまったく同じである。
これが、同じホームの両側が、中央線上りと東西線上りだったら、楽に乗り換えられる。同じ新宿方面、ということで、総武線と中央線快速の上りを同じホームにする、という方法もあるだろう。しかし、現状は、考えられる限り、最悪のホーム配置になっている。どこをどのように考えたら、このように利用者にとって使いにくい駅ができるのだろうか。