イラクへの自衛隊派遣

法案が可決されたという。
首相は、よほどブッシュを喜ばせたいのだろう。占領統治が思うように行かず、費用がかかって国内の支持も低下しつつある米国大統領にとっては、その費用と人員を日本が分担するというのは何よりもありがたいはず。
 慶應高校生のときから、小泉は右翼として有名だったそうだが、今は、ブッシュのご機嫌取りばかりが目立つ。日本の自主性、尊厳についてはどう考えているのだろうか。本当に日本の国益に叶うのだろうか。

イラク戦争が、利権を求めて根拠のない言いがかりで攻め込んだもので、19世紀的帝国主義を戯画化したようなものであることが、ますます明らかになってきている。それに対して、ほとんど議論せずにそのまま支持していく自民党公明党保守新党の政治家たちの無定見も呆れたものである。