争点

長期的には少子化と環境問題がもっとも深刻かつ重要な問題のはずだが、争点にならない。民主党も、まだ政策を考えていないのだろうか。

母子手帳交付と同時に50万円支給、出産時にまた50万円支給, というぐらいの政策がとれないのだろうか?年間100万人ぐらいしか子供が生まれない。毎年100万円ずつ配っても全部で一兆円。極端な話、まるまる新規に国債を発行してもよい。将来の納税者が増えるのだから。

参議院選挙

夕方6時ごろに投票したが、次々に投票に人が来るのが(自分を棚に上げて)意外だった。
一雨降ったあとの涼しい夕方だったからよかったのだろうか。6時でも投票所が閉まらないのはありがたい。

つい開票速報を見ながら夜更かししてしまった。
公明党が相変わらず強い。自己判断を停止した者たちの「組織票」がこの国のあり方を規定している。自民党支持者たちも、本当にそれでよいと思っているのか。小泉もかつては反対だったが、すっかり中毒(依存症)になっている。

もっとも公明票の利用をはじめた新生党新進党小沢一郎であり、パンドラの箱を開けてしまったということか。

人名用漢字は「読み」を規定せよ

先日の朝日新聞白川静氏が主張していた。本来の漢字にありえない読みを勝手に捏造しても認められるのはおかしい。字を制限することより、こちらの方が本当は大切なはず。同感。いまどきの幼稚園や小学校の名簿を見ると、宝塚の芸名かホステスかと思うようなこちらが見て恥ずかしくなるような名前がならんでいる。

何が今日大切なのか。

朝日新聞の第一面が「家族再会」。選挙対策に利用している小泉政権のお先棒担ぎ。このようなことは、ひっそりと行うべきだろう。
 北朝鮮に関しては、核開発をはじめとする安全保障問題が一番重要だし、拉致問題に関しては、死亡、行方不明者の状況調査がさらに重要なはずだ。

「無礼なことを言うな。分をわきまえなきゃいかんよ、たかが選手が。」

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/news/20040709ddm035050045000c.html
発言は一昨日。テレビに映された発言は、この現代のプロ野球業界を支配している老人の強烈な差別意識と選手に対する侮蔑が表れていた。文字では伝わらない。「時代錯誤的」と書こうと思ったが、このナベツネ的なものは現代の日本を実は支配していると思うと、残念ながらそう切り捨てられない。
ナベツネには本当にうんざりする。 まえにも書いたように、私はプロ野球に思い入れはないが、選手たちは本当に気の毒だと思う。

業界の権益確保は自滅への道

このまま音楽業界が既得権益の確保のために、なりふり構わずふるまえば、おそらく日本のポップミュージックは急速に活力を失って、遠からず業界が崩壊し、市場は1960年代の規模までシュリンクするだろう。
私はそれで別に構わないのじゃないかと思う

内田樹の研究室より。

言われてみれば、そうだね。コピーワンスのデジタル放送も。
プロ野球だって同じ。